下北沢南口に6月4日、和菓子店「日本橋屋長兵衛 下北沢店」(世田谷区代沢5、TEL 03-5779-6120)がオープンした。
日本橋屋長兵衛本店(中央区)の直営店となる同店は、23区内では2店舗目の出店となる。下北沢への進出について、広報担当の岡田さんは「下北沢は若者が集まる街。より多くの若い世代のお客さまに和菓子に興味を持ってもらいたい」と話す。店舗面積は約11坪。白を基調とした店内の随所に花を生ける。
商品は、粒あんをもち粉で包んだタイの形の焼きまんじゅう「天下鯛へい」(126円)、たっぷりの粒あんをよもぎの生地で挟んだ「吾妻橋」(168円)、バターカステラで作った「らすく」(84円)、ラム酒の香りを閉じ込めた生地をシロップで浸した「東京しっとりバームクーヘン 彩」(1,050円)など約30種。「和菓子は洋菓子に比べて使用しているバターの量も少なく、低カロリー。健康を気遣う方にも食べていただきたい」(岡田さん)。
夏季限定商品は、みずみずしい薄ピンク色の「西瓜シャーベット」(242円)、凍らせてシャーベットとしても味わえるゼリー「江戸桃よ」(294円)、梅ゼリーの中にようかんで作った金魚が入った「金魚すくい」(284円)、「こんにゃく野菜ぜりぃ」(210円)などを用意する。
「夏にかけて展開する和菓子は、パッと目を引くカラフルで形のかわいいゼリーや、野菜・フルーツを使った斬新なものまで幅広く展開する。気軽に立ち寄ってほしい」とも。
営業時間は9時30分~19時。