ワークスアイディ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:池邉竜一、以下「当社」)と、“音”から価値の提供を目指すHmcomm株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:三本 幸司、以下Hmcomm)は、2026年1月に締結した業務提携に基づき、ワークスアイディへのAI Agent Suite「Terry2」のサービス提供基盤の導入を完了しました。これにより両社は、製品の紹介・販売を中心とした販売代理店としての協業から、顧客企業への提案・検証・構築・導入・業務実装・運用までを一体で推進する「共同販売・共同実装」へと協業を深化させます。その第1弾として、ワークスアイディは金融・生命保険分野向けに「保険比較・推奨ソリューション」の提案・販売を開始します。

コンタクトセンターや電話応対業務では、人手不足や採用難に加え、コンタクトセンター業界では人材確保が深刻な課題となっており、82.1%が採用活動に苦労しているとの調査結果もあります※1。一方で生成AIの活用は広がりつつあり、同調査では約半数の企業が生成AIを実運用しています。こうした中、単なる電話応対の効率化にとどまらず応対品質の標準化やコンプライアンス対応など業務の高度化が進み、電話を起点とする受付・確認・入力・システム登録といった一連の業務プロセスまで自動化したいというニーズが拡大しています。両社は2026年1月に業務提携契約を締結し、ワークスアイディの顧客基盤とDX・BPO領域の業務設計・実装力、Hmcommの音声AI・AIエージェント技術を組み合わせた共同販売・共同プロジェクトの組成を進めてまいりました。
※1一般社団法人日本コールセンター協会「2025年度コンタクトセンター企業実態調査」(2025年)
このたび、「Terry2」のサービス提供基盤(デモ環境)を導入したことで、ワークスアイディが自ら顧客企業へのデモンストレーションや業務検証(PoC)を迅速に行えるようになりました。これにより協業は「製品を紹介・販売する段階」から「顧客の業務に実装する段階」へと進みます。
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提案から実装までを両社で一体的に推進:デモンストレーション、提案、業務検証(PoC)から、AIエージェントの設計・構築、導入、業務実装までを、ワークスアイディが顧客窓口となり両社で一体的に推進します。
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標準化されたSuiteで導入を短期化:AIシステムをゼロから個別に構築するのではなく、標準化されたAI Agent Suite「Terry2」をベースに顧客企業の業務に合わせて導入することで、導入期間の短縮と実装効率の向上を図ります。
ワークスアイディは、VAAP(Voice AI Agent Platform)上に自ら構築する業務ソリューションの第1弾として、金融・生命保険分野のセールス業務に特化した「保険比較・推奨ソリューション」の展開を開始しました。すでに同分野の企業とのPoC(概念実証)や商談を進めています。
これまで、生成AIの導入支援などを通じて金融・生命保険業界のデジタル活用を支援してきました。同業界では、コンプライアンスの遵守と顧客満足度の向上を両立するため、対話型AIやRPAを活用した業務の高度化が急務となっています。こうした業界の企業との対話を通じて、電話を起点とするセールス業務の効率化と応対品質の標準化に対するニーズの高さを捉え、第1弾の対象として金融・生命保険分野を選定しました。
また、ワークスアイディが人材サービスを通じて培ってきたコールセンター領域の知見と、DX・BPO領域の業務設計力を組み合わせることで、AIと人が協働する体制を現場に根づかせることを目指します。
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業界の課題:業種別の正社員不足の割合では金融業が67.1%ともっとも高い水準にあります※2。保険のセールス業務は、見込み顧客への架電、ご意向のヒアリング、複数商品の比較情報の提供、担当者への取次という、電話を起点とする一連の対話で構成されています。要員の確保と応対品質の標準化という課題がとりわけ顕在化しており、厳格なコンプライアンス遵守も求められます。
※2株式会社帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2026年7月)」
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ソリューションの内容:「Terry2」の発信・受電エージェントに、保険商品の比較・推奨に関するナレッジと、意向確認・取次のワークフローを組み合わせます。AIエージェントが架電や一次的な情報提供・意向確認を担い、個別の判断を要する場面では有人の担当者が引き継ぐ構成とします。
本ソリューションは「AIが人を置き換える」のではなく、AIと人がそれぞれの役割を担い、業務プロセス全体を効率化することを目指しています。

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コンプライアンスに配慮した役割分担:一次対応や情報提供はAIが担い、個別の判断が必要な場面では有人の担当者へ引き継ぎます。なお、保険募集に該当する行為は、関係法令および顧客企業の社内規程に従い、有人の募集人が行うことを前提としています。
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後続事務までのエンドツーエンド自動化:通話後の受付・確認・データ入力・通知、CRMや各種業務システムへの連携までを自動化します。ワークスアイディが持つRPA・ノーコードツールの構築ノウハウを組み合わせ、AIエージェントと有人オペレーターが最適に役割分担する次世代型コンタクトセンター(BPaaS)の構築・運用を支援します。
Hmcommが推進する音声AIエージェントプラットフォーム「VAAP(Voice AI Agent Platform)」は、以下の4層構造で設計されています。これまでHmcommは4層すべてを自ら構築してきましたが、本取り組みでは下位3層をサービス基盤としてワークスアイディへ導入し、最上位の「業務ソリューション層」をワークスアイディが自らの顧客基盤と業務知見に基づいて構築します。Hmcomm以外の企業がVAAP上に業務ソリューションを構築し、販売から実装までを担う「パートナー型販売・実装モデル」の先行事例となります。
この4層構造では、下位3層はそのままに、ナレッジや取次先といった業務固有の部品を差し替えることで、別の業界・業務向けのソリューションを同じ基盤の上に積み上げることができます。今回の取り組みは、その設計思想がHmcomm以外の実装主体によっても成り立つことを示すものであり、今後の他業界・他業務への横展開につながります。

両社は今回構築した「Terry2」基盤を活用し、顧客企業への共同提案および共同プロジェクトを本格化します。金融・生命保険分野を皮切りに、コンタクトセンター、カスタマーサポート、予約・注文受付、督促、各種案内など、電話を起点とする幅広い業務へAIエージェントの導入を進めます。
さらに、CRM(顧客関係管理)や業務システムとの連携を通じて、電話を起点に発生する後続業務までAIエージェントが実行する業務自動化へと、対象領域を広げてまいります。
ワークスアイディは本取り組みを、自社が推進するAX(AIトランスフォーメーション)支援の中核の一つと位置付けています。 AIと人が協働する新たなコンタクトセンターモデルの社会実装を通じて企業のAXを推進し、労働生産性の向上と顧客体験価値(CX)の向上に貢献してまいります。
■会社概要
【Hmcomm株式会社】
会社名:Hmcomm株式会社
代表取締役社長CEO:三本幸司
URL:
https://hmcom.co.jp
設立日:2012年7月24日
所在地:東京都港区浜松町2-10-6 PMO浜松町III4階
事業内容:人工知能(AI)音声処理技術を基盤とした要素技術の研究/開発およびソリューション/サービスの提供
【ワークスアイディ株式会社】
会社名:ワークスアイディ株式会社
代表者:代表取締役社長 池邉竜一
本社 :東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー23階
設立 :1999年7月19日
URL :
https://www.worksid.co.jp/
サービスサイト:
https://dx.worksid.co.jp/
事業内容:AX・DX支援、BPaaS、AI活用コンサルティング、データドリブンコンサルティング、HRコンサルティング、デジタル人材育成
【本件に関するお問い合わせ先】
ワークスアイディ株式会社 広報担当
メールアドレス:press@worksid.co.jp
TEL:03-6418-0800