プレスリリース

まちの私設公民館「H/hatch」西東京市に11/14開設

リリース発行企業:株式会社タウンキッチン

情報提供:

株式会社タウンキッチン(本社:東京都小金井市、代表取締役:北池智一郎)は、2026年11月14日(土)、東京都西東京市新町に、戸建ての空き家を活用した、まちの私設公民館「H/hatch(ハッチ)」をオープンします。
H/hatchは、家を残し、地域のために生かしたい所有者の思いを受け止め、一軒の住宅を、近隣の人々が無料で立ち寄れる居場所へと改修した施設です。本棚や土間、キッチン、学習や活動に使える部屋、屋外の広場を備え、地域の人々が利用し、運営にも関わります。
タウンキッチンは、H/hatchを、郊外の戸建て空き家を地域に還元する利活用モデルの拠点と位置づけています。用途地域の制約を踏まえた活用方法から、改修、セキュリティ、住民参加、運営ルールまでを一体で組み立て、実践を通じて培うノウハウを公開。他地域でも活用できる手法へと育てていきます。




空き家問題という行政課題に、家を残したい所有者の思いをつなぐ
空き家の活用は、郊外の自治体が向き合う重要な行政課題です。一方、所有者の中には、売却や賃貸だけでなく、「家族が暮らした家を、そのまま残したい」「使わなくなった家を、地域の役に立てたい」と考える人もいます。タウンキッチンにも、こうした相談が多く寄せられています。しかし、相談を受ける住宅の多くは、郊外に広がる第一種低層住居専用地域にあります。用途の制約を踏まえて使い方を検討するとともに、誰が運営し、費用をどう賄い、近隣の暮らしとどう両立するか、までを組み立てる必要があります。
タウンキッチンは、創業支援や施設運営を通じて、地域で主体的に活動する人を増やし、その活動を支える場所をつくってきました。その経験を生かし、所有者の思いと、行政が向き合う空き家問題、地域の人々の活動をつなぐ方法として、「私設公民館」という活用の選択肢を構想しました。H/hatchでは、所有者、行政、事業者、地域の人々が協力し、戸建て空き家を地域の資産として引き継ぐ方法を実践・検証していきます。

所有者・西東京市・タウンキッチンの対話から生まれた私設公民館
H/hatchの取り組みは、所有者が「中高生が地域で過ごせる居場所をつくりたい」と、西東京市に相談したことから始まりました。所有者、西東京市、タウンキッチンで協議を重ね、本棚を核に、多世代の交流や食・学びを通じた活動を受け止める「まちの私設公民館」へと構想を広げてきました。建物は第一種低層住居専用地域にかかる敷地にあります。西東京市との協議を重ね、用途地域の制約や周辺の住環境を踏まえながら、住宅を地域に開く方法を検討してきました。
所有者の協力のもと、タウンキッチンが建物を借り受け、企画・運営を担います。会費や施設利用に応じた収入を運営費に充てるとともに、地域の参加者も日々の運営を支えます。それぞれが役割を担い、入館無料の居場所を継続していく仕組みをつくります。

本を読む、学ぶ、話す。住宅地の日常の居場所に
H/hatchがあるのは、西東京市の駅から離れた住宅地です。中高生、小さな子どもを連れた人、高齢者などが、遠くまで出かけなくても日常的に立ち寄れる場所を目指しています。施設の中心となるのは、靴のまま入れる1階の土間と、会員が本を持ち寄る本棚です。和室や洋室は住宅の間取りを生かし、本を読む、勉強する、おしゃべりするなど、その日の目的や気分に応じて過ごす場所を選べるようにしました。 施設利用者への飲食提供など食を通じた活動に使えるシェアキッチンや、教室・講座などに使えるシェアスタジオも備えています。建物前には小高い丘や遊具を備えた広場を整備します。屋内と屋外を行き来しながら、異なる世代が一つの家と庭を共有できる場所として開きます。
施設を支える会員「HATCHER(ハッチャー)」は、自分の本棚を持つとともに、来館者への案内、清掃、催しの企画などに参加します。利用する人が、場所をつくり、支える側にもなる仕組みです。25歳以下の会員区分も設け、若者が参加しやすい入口をつくります。近隣には東京学芸大学をはじめ、多くの大学があります。若者の地域参画に取り組む西東京市とも協力し、大学への呼びかけを進めており、すでに数名の学生から活動への賛同を得ています。

住宅の親しみやすさを残し、地域に開く改修
改修では、家族が暮らした住宅の表情を残しながら、初めて訪れる人も入りやすい空間づくりを重視しました。従来の玄関に代わり、庭に面した大きな窓を来館者の入口とし、室内の様子が見えるガラス引き戸を設置。入口の先には、木の梁や柱を残した土間と、壁一面の本棚を設けました。その他の部屋は既存の間取りを基本的に生かし、和室や洋室それぞれの特色に合わせて使い方を設定しました。かつて月極駐車場だった庭の一部は広場へと転換し、一軒の住宅が持つ空間を、地域の人々が過ごせる場所へとつなぎ直しています。

改修から運営までのノウハウを、社会で共有する
戸建て空き家を地域に開くには、建物の改修だけでなく、開設後の日常を見据えた準備が必要です。建物や設備について事前に確認すべき条件、セキュリティの考え方、所有者との対話や合意形成、地域の人々に参加してもらう方法、利用や運営に関するルールなど、さまざまな判断と工夫が求められます。 タウンキッチンは、H/hatchで培うノウハウを、課題や試行錯誤も含めて公開していく方針です。個人情報や防犯上の情報を除き、検討の手順や判断の考え方、運営の仕組み、各種ルールなどをnoteで順次発信し、他地域の所有者や実践者が参照・活用できる形で共有します。
H/hatchでの実践を出発点に、各地での実践や改善も取り込みながら、戸建て空き家を地域に還元する手法を、社会課題の解決に向けたオープンソースとして発展させていきます。

壁一面に本棚を設置した土間 「LOUNGE DOMA」

4人家族でお住まいだった戸建て住居をリノベーション


施設利用者への飲食提供に使えるシェアキッチン

近隣の学生たちが自習室として使える部屋を用意

施設概要


オープニングイベント「ハッチ祭り」を開催

開設日の11月14日(土)は、館内や広場を見学しながら、H/hatchに親しんでもらうオープニングイベント「ハッチ祭り」を開催します。地元野菜・コーヒー・駄菓子の販売などを通じて、地域の人々とともに開設を迎えます。





H/hatchを一緒に育てる会員「HATCHER」を募集
H/hatchでは、本棚を持ち、日々の運営や企画にも関わる会員「HATCHER(ハッチャー)」を募集しています。自分の関心や得意なことを生かしながら、地域の居場所を一緒に育てる仲間を募ります。


食と学びの担い手も同時募集
HATCHERとは別に、飲食や教室・講座を通じて、近隣の人々の日常を豊かにする「食と学びの担い手」を募集します。業務用キッチンを使って施設利用者に飲み物やお菓子、食事を提供したり、シェアスタジオで講座や教室を開いたり。H/hatchで、自分の得意を活かした活動を始めることができます。利用には事前の内覧が必要です。募集要項は内覧時にお渡ししますので、お気軽にお問い合わせください。
シェアキッチン月額19,800円〜、シェアスタジオ月額4,400円〜、キッチンカーエリア月額5,500円〜。





運営・お問い合わせ

株式会社タウンキッチン 担当:大木・小出
TEL: 0422-30-5800(平日 10:00-18:00) MAIL: info@town-kitchen.com

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