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下北沢にタイ料理店「とびら」-「ガパオ」「トウフマキオ」などを提供

木づくりで暖かみのある内装

木づくりで暖かみのある内装

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 下北沢西口に3月30日、タイ料理店「とびら」(世田谷区北沢2、TEL 03-5787-5407)がオープンした。 

光が差し込む窓際の席

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 ビルの2階に位置し、窓から下北沢西口かいわいが見下ろせる同店。店舗面積は約11坪、席数は26席。ソファ席やテーブル席に加え、窓際には個室も設置。内装は、店主・山岡けんたろうさんの知人でもある詩人の成田ヒロシさんが「無国籍でオリエンタルな雰囲気」をコンセプトに手掛けた。手作りのタペストリーや絵画などが店内を彩る。

 メニューは、ハーブの香りが効いた「ガパオ」(900円)、パンの生地にエビのすり身を塗って揚げた「エビトースト」(600円)、豆腐、豚肉、野菜炒めを濃い口のナンプラーで仕上げた「トウフマキオ」(800円)など。ドリンクは生ビール(500円~)、イチゴとテキーラなどを合わせたフローズンカクテル「イスタンブール」(700円)などをそろえる。

 もともと表参道のアジア料理店に勤めていた山岡さん。当時、同じビルにある他のアジア料理店スタッフだったフクモトツヨシさんと出会い意気投合。共に独立を目指したという。店名は、イギリス作家であるウィリアム・ブレイクさんの詩の一部から引用した。「『知覚のとびら澄みたれば、人の目にものみな全て永遠の実相を顕(あらわ)さん』。とびらを通して、人と人がお互いに線を引かず、楽しめる空間作りを目指す」と、山岡さんとフクモトさんは声をそろえる。今後はギャラリーやライブスペースとしても展開する予定だという。

 営業時間は12時~24時。金曜・土曜はバー営業も行う予定で、「閉店時間はお客さん次第」(山岡さん)。

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