下北沢に白いかばんの店-持ち手にヌメ革、すべて手作りのため欠品も

商品には大きなロゴが入っている

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 下北沢南口の茶沢通り沿いに11月7日、手作りかばんと雑貨の店「BLANC-FAON(ブランファン)」(世田谷区代沢4、TEL 03-6450-7960)がオープンした。

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 店舗面積は約8坪。白一色で統一した店内を壁で区切り、約半分のスペースはアトリエとして利用している。店名はフランス語で「白い小鹿」の意味。

 店内に並ぶ商品は、すべてオーナー・小林悟さんの手作りによるもの。持ち手にヌメ革、本体部分に白いペンキで塗ったキャンバスなどを使用したかばんを中心に、ポーチやブックカバーなどの雑貨も扱う。店内に並ぶかばんは常時5品程度。「使用感は柔らかいが、革を切るナイフが刃こぼれしてしまうほどの強度」(小林さん)というヌメ革をカットする工程から縫製まですべてを手作業で行い、1日に1点しか制作できないため、欠品してしまうこともあるという。かばんは男女兼用で、A4サイズ以上が入る大きなものが多い。価格は2万円台が中心。

 制作を始めた時期や経緯について、「内緒です」という小林さん。これまでネット販売などの経験はなく、自作かばんの販売を始めたのは今回が初めて。出店場所に下北沢を選んだ理由については、「おしゃれな街と言われる下北沢だが、あんまりおしゃれじゃないと思ったから」と笑う。店には通りがかりの主婦層などが多く訪れ、一度にかばん4点を購入した客もいたという。

 小林さんは「真っ白なかばんだが、使い込んでいくとクタクタになり色も変わっていく。そのアンティークな風合いを楽しんでいただければ」と話す。

 営業時間は12時~20時。

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