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城山羊の会、駒場で新作舞台-主宰はソフトバンクCMも手掛けるディレクター

公演のフライヤー

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 駒場の「こまばアゴラ劇場」(目黒区駒場1、TEL 03-3467-2743)で5月21日から、「城山羊の会」プロデュースの公演「メガネ夫妻のイスタンブール旅行記」が行われる。

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 同プロデュースユニットは、CMディレクターの山内ケンジさんが主宰する。山内さんは勤めていた電通映画社を退職後、フリーランスとして「ソフトバンク/ホワイト家族」のCMをはじめ、テレビドラマ、ショートフィルムなどを数多く手掛けてきた。2004年から演劇活動を開始し、2006年に制作プロデューサーの城島和加乃さんと同プロデュースユニットを発足。昨年10月に行われた前回公演では1,500人を動員した。夫婦や家庭といった「大人の題材」を扱うことが多い。

 同公演は、2組の夫婦の微妙な関係性が描かれるミステリー心理劇。作品について、山内さんは「(震災のあった)3月半ばからの約2カ月間で今回の物語を書いた。もちろん普通の精神状態で書いていません。絶望、悲しみ、嘘、欺瞞(ぎまん)、推量、不安、真実などを扱う作品になった」と話す。演劇について「映像に比べて、演劇は圧倒的にごまかしが利かない。映像的なうそをつけない、という厳しさがある。俳優の心理と演技とは何かを知るのに、演劇ほど有意義なものはない」とも。

 公演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=3,200円、当日=3,500円。公演は今月31日まで。

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