下北沢西口に3月15日、靴専門店「meine Schuhe（マイネ・シューエ）」（世田谷区代田6、TEL 03-6407-9281）がオープンした。運営は義肢装具の製造・販売を手掛ける「東名ブレース」（愛知県瀬戸市）。

　店舗面積は約15坪。ドイツや日本ブランドを中心としたコンフォートシューズを販売する。コンフォートシューズは、履き心地の良さを考慮して考えられた靴のことで、同店のコンセプトは「足と靴のコンシェルジュ」。曽我敏雄店長は、「外反母趾（ぼし）、偏平足、たこ、靴擦れなどあらゆる靴の悩みを解決したい」と話す。

　取り扱う商品は、FinComfort（フィンコンフォート）の男性用革靴（3万3,600円～）、BIRKENSTOCK（ビルケンシュトック）の男性用サンダル（6,930円～）、「日本ブランドで、百貨店ではあまり取り扱いがない」というVielHuld（フィールフルトゥ）のコンフォートパンプス（3万2,550円～）、専用器具で足型を測って作る「オーダーメイドインソール」（1万5,750円）など。

　「値段を見てちゅうちょされる方も多いが、試し履きをすれば違いを分かってもらえるはず。革靴の歩きにくいというイメージが変わり、『レザースニーカー』のような感覚で大人が普段着に履ける。下北沢はぶらぶら散歩するには最適な街なので、靴を変えればさらに歩くのが楽しくなるのでは」

　今後の展望として「さらに手頃な値段の商品や、子ども用の靴も取りそろえていきたい。下北沢から靴文化を発信する店になりたい」とも。

　営業時間は、平日・土曜＝11時～19時30分、日曜・祝日＝10時～18時30分。火曜、第2・4水曜定休。