通称「コアチョコ」の相性で人気を集めている下北沢のTシャツブランド「ハードコアチョコレート」（世田谷区北沢2）が、Tシャツのポータルサイト「東京Tシャツ部」部員1,000人達成記念Tシャツを製作した。

　「東京Tシャツ部」は、2002年10月に発足した「Tシャツ好きによる、Tシャツ好きのための、Tシャツについての」サイト。Tシャツに関するニュースやリンク集、クリエーターへの「ブランドインタビュー」など多彩な情報を紹介している。個人運営のサイトにも関わらず、今年9月に部員1,000人を達成した。

　TシャツのサイズはXS～XLで、同サイト上のみで11月上旬からの販売だが、予約の時点ですでに完売だという。記念Tシャツに同ブランドを起用したに理由について、同サイト管理者は「コアチョコとは3年前からの付き合い。昨年末に同サイト上で行った「Tシャツ・オブ・ザ・イヤー2005」で投票者から一番多くの支持を集めていたから」とコメント。

　コアチョコは、1999年にデザイナーのMUNEさんが設立。当初はネット販売のみだったが、次第に路上販売やライブイベントなど活動の幅を広げ、2003年にオープンした現店舗ではオリジナルブランド商品のほか、音楽や映画、ゲームに関連したTシャツ、リストバンド、キャップなどを販売している。

　MUNEさんは「同サイトはインディーズTシャツを検索すれば必ず行き着く場所。だから今回の依頼はものすごく嬉しかった。当店と同サイトの両方のファンに満足してもらえるものを考えた結果、映画『トレインスポッティング』をモチーフに取り入れた」と話している。

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