フリーペーパー「路字」最新号は曽我部恵一さんの歌-ウェブでも公開へ

「恋をすると起きる100の出来事」の歌詞とコード譜が書かれたポストカード(金子賢三さんのブログ「シモキタな日々」より)。「BEAR POND ESPRESSO」(北沢2)と「CITY COUNTRY CITY」(北沢2)で配布中

「恋をすると起きる100の出来事」の歌詞とコード譜が書かれたポストカード(金子賢三さんのブログ「シモキタな日々」より)。「BEAR POND ESPRESSO」(北沢2)と「CITY COUNTRY CITY」(北沢2)で配布中

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 下北沢を拠点とするフリーペーパー「路字」の第6号が3月14日、「発表」された。第6号はミュージシャンの曽我部恵一さんによるイメージソング「恋をすると起きる100の出来事」。

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 「路字」は2008年2月の創刊以来、号外を含め年3、4回のペースで発行してきた。主な配布先は下北沢のカフェや書店。建築士の金子賢三さんが発行人、批評家・編集者の仲俣暁生さんが編集人を務め、地域に密着した幅広い話題を扱う。昨年は下北沢の店舗などを広告に模して紹介した特集、下北沢に店を構える人たちの覆面座談会などを企画した。

 同曲は当初、歌詞と楽譜を紙面に掲載して発表する予定だったが、「曽我部さんが手がけてくれるわけだし、『路字』を紙媒体として楽しみにしてくれる方もいるが、その期待をいい意味で裏切りたかった」(金子さん)ことから、今月14日に「BEAR POND ESPRESSO」(北沢2)で行われた2周年記念イベントで、曽我部さんがライブで「発表」。曲自体が「路字」の第6号となった。

 金子さんは「曽我部さんにはインストゥルメンタルの短い曲を依頼していたので、完成した曲を聴いて、僕自身、いい意味で驚かされた」と明かす。「(同曲で歌われる恋のエピソードは)100と言いつつ16個なので、残りの84個の歌詞を募集することを検討中」とも。

 同曲はウェブでも公開する。公開の詳細は来月中旬に発表予定。

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