ダイニングバー「下北沢熟成室」がリニューアル-仏料理ベースに

「下北沢熟成室」店内の様子。リニューアル前は座敷だったスペースをすべてテーブル席に変更した

「下北沢熟成室」店内の様子。リニューアル前は座敷だったスペースをすべてテーブル席に変更した

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 下北沢北口のダイニングバー「下北沢熟成室」(世田谷区北沢2、TEL 03-6416-8150)が9月1日、リニューアルオープンした。

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 昨年11月にオープンした同店は、「時間軸」をコンセプトに無農薬・無肥料で育てられた産地直送の野菜を使った料理を提供してきた。これまでは特に料理のジャンルを設けていなかったが、リニューアル後はフランス料理をベースとした「熟成料理」をメーンに据える。オーナーの福家征起さんは「店名にもある『熟成』をもう少し明確にしたいと思っていた。もっと時間をかけて作る料理について考えたところ、行き着いたのがフランス料理のスタイルだった」と話す。

 リニューアル後に新たに加わったメニューは、「自家製鶏胸肉のハム 西原村の柚子胡椒風味」(690円)や「さんまとイタリア産マスカルポーネのリエット」(680円)など。「店内で熟成させたベーコンを使った料理のほか、肉や魚、アンチョビを使ったものを増やした」(福家さん)という。ドリンクも「熟成」したものを選び、無農薬のワイン(600円~)なども充実させた。

 内装はこれまでの黒を基調としていたが、アンティーク調の鏡や花瓶などの小物を加え「フランスアンティーク調」のイメージに変更。席数を増やすため、座敷をすべてテーブル席に改装し、10席から14席にした。

 「さらにサービスを向上させるため」スタッフを1人増員。「オープン以来ずっと1人で営業してきたが、手が回らなくなった」と福家さん。今後について、「お客さまにとっていい時間を熟成できる、深みがある店にしたい」とも。

 営業時間は18時~翌1時(日曜・祝日は23時まで)。月曜定休。リニューアルイベントとして、サンマやクリを使った「秋の熟成味覚コース」(3,500円)を今月19日まで提供している。10月からは土日限定のランチも始める予定。

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