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下北沢に初の電子地域通貨「シモキタコイン」  6月に一般運用開始へ

廃止された下北沢駅の仮南口前

廃止された下北沢駅の仮南口前

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 下北沢で5月、初の電子地域通貨「シモキタコイン」のテスト運用が始まる。運営は「シモキタコイン」(港区赤坂2)。

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 「シモキタコイン」は、同社のグループ会社「アイラブ」(世田谷区北沢2)が運営する下北沢の情報発信アプリ「I LOVE 下北沢アプリ」の機能として追加され、アプリにクレジットカード情報を登録することで、下北沢のさまざまな店舗やイベントなどで使うことができる。

 電子マネーのようにチャージする仕組みで1コイン=1円で利用できる。支払いはQRコード決済で、会計時にユーザーが店舗に設置されたQRコードを読み込み、料金を入力する。店舗側が確認後、ユーザーが決定ボタンを押すと支払いが完了する。

 社長の鎌形渉さんによると、導入する店舗のメリットは、クレジットカードなどほかの電子決済に比べて導入に必要な初期費用や決済手数料を抑えられる点や、ポイントシステムを低コストで提供できるため、地域ぐるみでポイント活用の促進が期待できる点という。今後は、路上ライブの投げ銭などへの活用も予定している。

 鎌形さんは「下北沢の皆さまに利便さと楽しさを提供していきたい。店舗を使ってからのテスト運用は5月、一般運用は6月を予定している」と話す。 

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